天神学園の奇妙な案件

目が覚めたのは、1時間目が終わった頃だった。

龍一郎と蛮は、仲良く保健室のベッドに横になっていた。

「起きたの…?」

カーテンが開かれ、顔を覗かせたのはすずだった。

「すず…先生」

「中庭でヤンチャしてるって蒲公英達から知らされて、私が保健室に運んだの…」

呆れたように溜息をついて、すずは近くにあった椅子に座る。

「ティーダが転校してきた時も、いきなり喧嘩してたの…龍一郎は喧嘩好き…」

「あー…まぁ…否定はしねぇけど」

頭を掻く龍一郎。

「蛮はどうだ?」

「体青痣だらけなの…龍一郎やり過ぎ…」

「すまん、加減がよくわからん…」

「ルナが応急処置はしてたから…じき良くなると思うの」