天神学園の奇妙な案件

途端に。

「うわ!うわ!うわあああああああああああああ!」

半狂乱で台所を駆け出し、洗面所へと向かう龍一郎。

自分の顔を確認しに行ったらしい。

また高校生の頃の自分に戻ってしまったのではないかと。

「……」

キョトンとした顔をして見送る蒲公英。

その様子を。

「蒲公英」

別の部屋から、すずと、すずによく似た女の子が顔を覗かせる。

「……ちょっとやり過ぎたみたい」

蒲公英は、ペロッと舌を出した。