天神学園の奇妙な案件

「きっと魔力が足りないんだよ!」

そう結論付けた蒲公英。

ティーダの頬にそっと手を当て、顔を近付ける。

「な…何やってんだよ…」

「魔力回復させなきゃ…」

「隣の部屋に麗龍さんとユリアさんいるぞっ」

「大丈夫、聞こえないよ…」

「お、おい、蒲公英っ」

「…ん…」

暫しの沈黙。

「…えへへへへ…」

ティーダからそっと離れ、蒲公英は幸せそうに笑う。

「これで魔力回復したねえ」

「あ…あのさ…」

唇を拭うティーダ。

拭くなっ。

「蒲公英お前…自分がチューしたいだけじゃね?」

「~~~~っっっっ」

図星を突かれたらしい。

蒲公英は静養中のティーダをポカポカと殴った。