天神学園の奇妙な案件

たっぷりの静養と、滋養のある食べ物。

それでティーダの魔力は回復するという。

無論、その間は精霊術は禁止。

無理をすれば、精霊乖離症になるので安静に。

そう蒲公英に伝え、両親はミルトゥワに帰っていった。

「私はティーダっちのご両親に任されたんだから」

むん、と胸を張って、蒲公英はティーダを診断する。

当然素人の民間療法だ。

「ティーダっち、疲れてるねぇ」

「え…そんな事ねぇよ」

「いーや、疲れてるね!」

「大丈夫だって。昨夜もぐっすり寝たし、ユリアさんの作ってくれたオカユってのも食べたし」

「そんな程度で、すぐに疲れは取れないもんね!」

何で本人以上に言い張るのだろう。

蒲公英は、ティーダが疲れているという事にしたいようだ。