天神学園の奇妙な案件

「我が名は『ティーダ・グリフィノー』」

このタイマントーナメントで、何度も繰り返した詠唱を告げる。

しかしここからは。

「星の導きと契約に従い、血の盟約に応えよ」

ティーダ独自の詠唱を加える。

目の前が霞むほどの魔力の消費。

一度に5柱もの精霊女王を召喚するのは、今のティーダにとっては自殺行為だ。

技が成功しても失敗しても、ティーダは意識を失うだろう。

ならば全力で。

一度きりなら全身全霊を込めた一撃を!

「グラン・ロイエ!」

ユースティティアの切っ先から、5つの光。

その光はティーダを取り囲むように形を成し、女王の姿として顕現する!