天神学園の奇妙な案件

ティーダは詰め寄った。

龍一郎に対して、振り下ろしの斬撃!

よろめきながら、これを躱す龍一郎。

躱した彼の腹に。

「せやっ!」

ティーダは身を翻しつつ、後ろ回し蹴りを放つ!

蹴りがヒットした瞬間。

「あ゛ぁああぁぁあぁぁぁっ…!」

龍一郎は腹を押さえて、その場に蹲った。

あの龍一郎が、蹴り1発で蹲る。

普段なら考えられない事だ。

…全力の時凍えによる肉体の酷使が効いているのだろう。

今の龍一郎の筋肉は、触れるだけで激痛を齎す。

蹴りなど喰らえば、立っていられないのも当然だ。

もしユースティティアで斬られたりしたら…。

その痛みは、発狂さえ引き起こすかもしれない。