天神学園の奇妙な案件

『龍一郎…貴様…』

「うるせぇ…言うな…」

声を荒げる気力もない。

呼吸が整わず、口を閉じる余裕もない。

半開きの口から、血混じりの涎が垂れた。

息も絶え絶え。

壮絶な姿だった。

勝った所で、次の決勝で何が出来るというのか。

それ程の深刻なダメージだった。

臥龍の能力を人間の体で行使するという事がどういう事なのか。

龍一郎が身を以って証明した形だ。

そして。

「っっっ…っっっっ…」

極限まで鍛えた者は、その臥龍の能力さえも凌げる。

立ち上がったティーダが、それを証明していた。