天神学園の奇妙な案件

それは突然だった。

リング中央で起きる爆発!

それが、床に叩き付けられたティーダの起こしたものだと分かるのには、些かの時間を要した。

ボロボロのティーダ。

全身に殴打された痕が残っている。

それからやや遅れて。

「っっっっっ…」

床を滑るようにして、急停止する龍一郎。

彼は血塗れだった。

全身が小刻みに震えている。

人体には過ぎた速度だった。

無理も無茶も上回る無謀な速度によって、一部の血管や筋肉は破裂。

酷使し過ぎた肉体は、停止した今でも悲鳴を上げ続けている。