また デンさんは大笑いした。
複雑だ。なんで・・・・・・・笑うのだ!
豪勢な料理を食べている最中は、二人とも無言だった。
なんか、緊張して高いもの食べている感覚は、無い。
牛のみたいに、無理やり意地になって、食べているような気持ちだった。
デンさんは、食べ終わり、すぐに立ち上がり、会計をすませに行くと
振り向いて

「まだ、時間あるやろ?」

「は・・い」

「次、行くで!」

「何処に行かれるのですか?」

「ええからついてき!」