「笑いの仕事をやるとその逆の人生を歩む。喜劇の裏の悲劇があるのだよ。
それが、家族を大事にするか?それとも仕事を大事にするか?だよ。
二頭は追えない。それでも君は、芸人をやれるかだよ。
サラリーマンみたいに安定していない。仕事なければ0円、
仕事が、あればいくらでも儲かる。まず安定していない商売だと言う事を理解しないと駄目なんだよ。
喜劇とは、お客が笑う事が喜劇、演じる方は、常に悲劇で無いと面白くない。
火事の時に、大勢の野獣馬が寄り付くのは、もっとハプニングないかと心で思って、見に来るはず。これが喜劇の心ある。でも火事になっている家の住人は、「燃えないでくれ」と願う。
これが悲劇の心になる。でも火事になっても、誰も来ないのも寂しいものだ。
こんなコントみたいな発想を思いつくのは、芸人ぐらいである。