一時は、TVなど出ていた。
だが、酒、博打、女と走り全ての家族を失った。
芸人の行く末みたいな人生をやってきた。
「俺、夢に見たいな世界にいて、全てを芸の為にささげてきた。
芸のためなら「飲む、打つ、買う」全てをやってきた。
気がついたら、長年のやってきた罰が当たって、肝臓を痛めた。
それから、悪い事は、続くもので、全て無くしてしまった。」
財布から一枚の写真を取り出して、僕に見せた。
「この子は、3歳の時に別れて、全く会ってない娘なんだよ。今は、
もう君ぐらいの歳になっているかな?無茶苦茶な生活やっていたから、今は、逢いたくても会えない。君には、そんな人生を歩んで欲しくない、気持ちが、俺と同じ人生を歩んで来た高田さんが、言った意味ではないかな?全てを芸の為に、注ぐことが君にできるかだよ」
凄く複雑になった。