「じゃあ寮に住んでもらって働くのだね」

「はい。行くところないので」

「じゃあ、明日から働いてもらうよ」

「ありがとうございます。」

寮に行った。
2LDKで2段のベットが、2つあり部屋は、男の部屋で、男臭く、
汚かった。

「須藤さん、今日からここに住む事になった北田君だよ。
あと仕事あるので、いろいろ教えて、やってください。」

リビングで、TVを見ていた須藤は、こっちを見た。
60歳ぐらいの白髪の痩せたおじさんだった。

「どうも、田中です。」

「北田です。今日から宜しくお願いいたします。」