家にいるのが、嫌だった。
でも、学校は違った。
友達が出来た。山本和男。
いつも先生の物真似をやりクラスで人気者だった。

「社会の前田先生の物真似をやります!馬鹿は、死んでも直らない」

「あはははは」

「英語の新城先生やります。主語と動詞の使い方を間違いないように~
間違えると減点だ!」

「あはははは」
教室が笑いの渦になっていた。
中には涙を流しながら笑っていた。

「古文の伊藤先生・・・・・・・」