「お前が、飲んでどうする?こいつが飲まないと、意味無い。
俺と付き合うなら、これぐらい飲め!」

「本当にすみません、飲めません。」

「そうか~それじゃこれでどうだ!」社長は財布から1万を出して、

テーブルに置いた。

「もう許してやってください」

「駄目だ!芸人だったら、金を出せば、何でもやるだろ!男芸者の癖に」

「すみません」と言いながら握り拳に力が入った。
もう我慢の限界が超えそうだ!あの時の田さんを思い出した。

「一万じゃ駄目か? お前もしっかり、しているやつだな、
それじゃこれでどうだ?飲め!」