運命に逆らえない恋人たち

それは、
時間がすべて、
止まったような感覚だった。
「ねぇ、サンドイッチたべないかい?」
重い空気を変えるように、
健が明るい声で言った。
その一言で、
回りの空気があっという間に、
泡となって消えていく。
魔法のようだ。