それは、 時間がすべて、 止まったような感覚だった。 「ねぇ、サンドイッチたべないかい?」 重い空気を変えるように、 健が明るい声で言った。 その一言で、 回りの空気があっという間に、 泡となって消えていく。 魔法のようだ。