運命に逆らえない恋人たち

「健よ、私のトモダチの幸じゃ」
恐る恐る、木影から、出ていく。
青年は、優しそうな笑顔を見せた。
ホッとした。
きなこの声が、
私以外にも聞こえていること。
そして、
この人は、無害だと言うこと。