transparency


遠ざかる足音に
どこにも根拠のない
永遠の切なさを思った

淡く残る香りに
精一杯ほほをうずめて
あふれだす涙をぬぐった

果てない藍の世界に
終わりのないにじんだ
夢の条件を見た

鮮明な感覚だけが
今日もあたしを動かしていく
昨日も今日も明日も
ただ会いたい気持ちだけが
募り続いていく

重ねた指や唇は
冷たくしびれていくよう



会えない
言えない
伝えられない

でもあなたが
好きで好きでしょうがない