「彼は、僕が彼の仕事っぷりを気に入って専務にしました。

ですが、彼は僕を裏切りました。

深崎さんに、脅して僕と別れろと言ったそうです。
私情を仕事に持ち込みたくない僕ですが、今回は持ち込ませてもらいます。

島吹専務、ここで智美に謝ってくれる?」


聖さん…

公開処刑って、すごい悪質ですよ…。



「社長…」


「ん?それとも…_______」



聖さんは、聡の耳元で何かを言っていた。


それを聞いた聡は、顔色がさっきよりも青ざめていって焦った感じで話し始めた。



「この度、皆様には大変ご迷惑おかけして申し訳ありませんでした。

智…深崎さん、脅していまい申し訳ありませんでした。
今後、この様なことは一切いたしません。

本当に…本当に申し訳ありませんでした」



自業自得だけれど、公開処刑は流石に可哀想っていうかやり過ぎ!!


そして何より、私…居心地悪いんだけどー!!



「ってことなので、朝からお騒がせしてしまってすみませんでした。
では、通常業務に戻ってください。


……あっ!!

智美に手をだす人は、許しませんので。
男でも女でも。覚えといてください」



そう言って聖さんは、テレビから消えた。


ほんとに、偉いことしてくれたよ!!