「まさか!!逆です!!!

本格的な中華料理店に出てきそうなくらい、とても美味しくてびっくりしました!」


「それ、言い過ぎ」



と、言って優しく笑う聖さん。


その笑顔を見て、キュン!ってこないわけない。



「反則…」


って小声で言ったのに、聞こえたようで

「なにが?」


って聞きながら、私を優しく見ていた。



「いえ、なんでもないです」



私は、それだけ言ったあと

聖さんが作ってくれた料理を、残さず美味しく頂いた。



聖さん、なんでもできちゃうんだな〜!!



「あ、そうだ!!聖さんっ!!!」


危ない、危ない。

香水、忘れるところだった…!!



私は、さっき買ったばかりの香水を聖さんに渡した。



「これ、気に入るかどうかわからないんですけど
私なりに選んだものです…///」


プレゼントって、渡すときなんか照れくさいよね。