あの恋、この恋

「う、うん!喜んでもらえてよかったあ」

「もー・・告白する!私がんばるよ」

南はパンフレットをくしゃくしゃにして、
ごみ箱に投げると、悠里をみた。

「・・・・っ」

南はにこっと笑うと、
哉斗の横にやってきた。

「いこ・・?哉斗くん」

「あ、ああ」