あの恋、この恋

これは――・・・
夜の街に踏み込んだ一人の少女が
恋に笑い、恋になくお話。

「ちょっとお、ここでキスはだめえ」

一人の少女が男性を軽くたたくと、

路地へと歩いた。

「ここならいい?」

「小鳥ちゃんのキッスならね」

少女はにっこり笑い、キスをした。