二学期の初め

私は運命を感じた

だけど、その恋は…誰にも言えない

禁断の恋でした

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私の名前は仲田 紫乃(なかだ しの)
中学2年生



??「紫乃、この問題わかるか?」



今、数学の授業中なんだけど…


「え…えっと…」


やばい…顔が熱い…!

あ、言い忘れてたけど、この先生(布瀬 悠一〈ふせ ゆういち〉)


「y=2x+36だと思います…」


「お!よくわかったな。流石、紫乃
よく勉強してきたな。」


「はっはい!」


「あれ?しのっち顔赤くね?」


「赤くないよ!!」


今、いじってきたのは友達の葵(あおい)。
それに続いて、歩(あゆ)と麗華(れいか)まで…


「たしかにしのちゃん顔赤いよ(笑)」


「紫乃、自覚してよ。」


先生の前なのに…そんなこと言わないでよ!


「おい、そこの4人授業中だぞ」


「「はーーい」」


私まで怒られた!
もう…!!

ーキーンコーンカーンコーンー