60㎝先の君へ

「えっと、中野 夕といいます。委員長を支えられるように頑張りたいです。よろしくお願いします。」

隣から拍手が聞こえた。

「よろしくね‼」

「うん!」

副委員長になって良かったかも。


「夕~‼」

委員会が終わり教室に戻ると、猪のように体当たりされる。

「っ!可南子。…ビックリさせないでよ~。」

「ごめんごめん。」

可南子は頭をかきながら言う。

「もう!」

私は、わざとらしく頬を膨らませる。

「可愛い~‼」