あなたを愛しています

「じゃあ、愛咲行こうか。」


「うん。」


今度は先生が車椅子を押してくれる。


「彼方入るぞ。」


そう言って検査室のドアを開けると、用紙に何か記入しているメガネの先生がいた。


「あぁ、蓮か。その子が愛咲ちゃんだね。」


「ああ。」