「え?どうして?」


その瞬間、愛咲の顔に一瞬不安がみえた。


「俺も一応愛咲の主治医だから。」


「そっか、そうだよね。」


「痛い事とかないから安心して。」


「分かった。」


そう言って俺は愛咲の病室をあとにした。