あなたを愛しています

この薬は喘息発作を誘発させるもので、段々薬を強くしてどこまで発作が起きないかをみる。


「うん。まずレベル1は良いね。潤レベル上げて。」


こんな風に段々薬が強いものになる。


「レベル2入れました。」


レベル2が入ったと同時に少し息苦しくなってきたけど、まだ大丈夫だ。


「...レベル2も問題無さそうだな。次レベル3。」


蓮先生がそう言うと潤が薬を追加する。

レベル3を入れて暫くすると大分呼吸が苦しくなってきて、息が切れてきた。


「少しレベル3で様子見だな。」


「分かりました。」