あなたを愛しています

「愛咲?何考えこんでるんだ?」


「えっ!ううん!何でもない!ほら、もう少しだけ中庭見て行ってもいい?」


「おう!俺が車いす押してやる。」


「ありがとう!」


”あそこ”での事は忘れよう。こんなに暖かい場所に来られたんだから。


そう胸に誓ったのは私だけの秘密。