あなたを愛しています

「じゃあ、抜くね。」


「コホッコホッコホッ!」


「ゆっくり深呼吸だよー!大丈夫だからね!スーハースーハー...。」


先生の声に合わせてゆっくり深呼吸をすると大分楽に呼吸ができるようになった。


「せん...せい...。」


「ん?なあに?」


掠れる声でそう言うと先生はこたえてくれた。


「お...水...を...。」


「あぁ、OK!ストローの方が良いよね?看護師さんストローお願いします。」


「分かりました。」