とっさに思い浮かんだのは先生の顔。


"何かあったらナースコール押すんだぞ。"


今朝そう言っていた先生の言葉を思い出して、意識が飛びそうになるのを必死に保って何とかナースコールに手を伸ばし、ボタンを押した。



「愛咲ちゃん?どうかした?」