unrequited love

金曜日の夕方、私は気づけば病院にいた。いつもの自分のベッドじゃなくて病院の硬いベッド、あの独特なアルコールの匂いがした。
木曜日の夜、家に着いた瞬間に倒れたらしい。

幸せすぎて忘れていた、自分に余命2年しかないということを。
当然明日のデートは行けない。昨日、楽しみって微笑んでくれたゆうきにすごく申し訳なくて、本当は行きたくて悔しくて涙が溢れてきた。
(ゆうきに連絡しなくちゃ……。)
携帯を手に取りゆうきに連絡した。

『明日急用が出来ちゃって行けなくなっちゃった。ごめんね!!!!』