風を斬りながら何度も何度も繰り出す、
型にはめた素振り。

こうやってる時間が、やっぱり私の心の中を整頓させてくれる。



その数日後、総司である敬里の療養を理由に、
花桜と敬里が行列を離れた。



波乱万丈な戦行列は、まだ目的も達成できぬまま、
ゆっくりと前進していた。