その日から、学校と自宅と二つの病院を往復しながら、時折図書館や花桜のお祖父さまの家へと 通う日々が始まった。 総司が語った敬里との交わり。 それは凄く驚いたけど、今、敬里として総司が存在している理由が少しだけわかった気がした。