敬里として生きる総司の時間。
そのことは、私も考えてた。
だけどその意味の本質に気づき始めた時、
私は俯いて、
これから辿るかもしれない出来事に胸を痛めた。
ねぇ、鴨ちゃん。
私に勇気をちょうだい。
力強く真実を受け止められる勇気を。
現代にいる私だからこそ、
出来ることがきっとあるはずだから。
そう信じて、
今はこの現実とまっすぐに向き合おう。
最愛の人を守るために。
……瑠花……。
もう一度、私を呼ぶ貴方の声が聴きたいから。
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