――ピピピピ、ピピピピ
電子音が、静かな部屋に響き渡った。
「ん……あれ…?」
ここ、どこ?
ホテル…?
ふと自分が着ている服を見ると、昨日着ていた服と一緒だった。
そうだ、私昨日撮影で…倒れたんだ。
鳴り続けている目覚まし時計を止める。
これ、誰が設定したの?
昨日…倒れたんだ。
でもあれから、どうなったんだっけ?
ピーンポーン…
「えっ!?」
誰!?
どうしよう、出るべき?
…というよりまず、この部屋は私しかいないの?
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…