「寝顔、かわい~…」



幸せそうな顔がなんとも。



「だいすき」

「………。」

「好き好き好き好き」

「………。」




寝てるなら、伝え放題なのに。


「本当に、ありがとう。」



言葉で伝えきれないほどの想いを、それでも毎日言葉で伝えていこうと思う。






拓夢にしがみついて「ふふっ」と笑みをこぼした瞬間。




腰に回っていた手が強くなった。





「もう、可愛すぎてやばいんだけど」