「お兄さん…

山本隼人さんも、桜がそんなに自分の事責めてるって知ったら、きっと悲しむ。



桜は、隼人さんのためにも、幸せにならないといけない。


自分を責めるなんて、そんなこと一番したらいけないんじゃないのか?」



「っ、拓夢…」



「俺で良かったら、桜が泣きたくなったらいつまでも側にいるから。


桜が呼んだら、仕事放り出してでも駆けつけるから。


俳優なのにこんなこと言うなんて最低だとわかってるけど、それでも俺は、桜の側にいたい。」