「…っ!?
おいっ!!!
お前何やってんだ!!!」
この声…
拓夢?
だけど、眼鏡のせいで目がくらくらしてよく見えない。
けど…拓夢だった。
「な、なんでここに……」
「いいから!早く降りろって!!」
「きゃっ…」
私は勢いよく拓夢に引っ張られ、地面に尻餅をついた。
「痛ったあ…」
拓夢は、走ってきたのか、手で汗をぬぐいながら荒い息を整えていた。
なんで拓夢がここにいるの?
…っていうか私、私服だし!
焦った私だったが、街灯なんてあるはずない屋上はとても暗くて、服装は近くに来ない限りわからないだろう。

