【完】(私、)ヒロインよね!?





と思ってずっと過ごしている今日この頃。




そして今。




放課後で私の家の部屋にいる。




珍しいことに部屋にいる人数は2人。




私と優。




そんなシチュエーションあんまり無いんじゃないかな。





私の部屋に二人きりとかなんかあるんじゃない?ってなりそうだけどないって分かりきってる。




優は桜が好きなんだから。好きな人の好きな人なんてすぐ分かっちゃうよね。





でも、私にしては今すごく緊張してるし、心臓だってドキドキする。




そして、この沈黙も私としては結構辛い。




今日は何で優がここに居るんだろう。




なんか、目の前の優はモジモジしてて優らしくない。




「俺·····桜が好きなんだ」



その事、、か。




知ってても、本人から聞くとやっぱり辛いものは辛い。





どうせ桜も優も私を相談相手としか見てはもらってない。




「·····ええ、知ってたわ」


「え?」



優はびっくりした表情をしている。



「優はわかりやすいのよ。桜を見る目と私を見る目が違うもの」



自分で言うのはすごく悲しいけど。


「ごめん」




すごく申し訳なさそうにしてるけど仕方ないわね。





そんなこと自分でわかんないんだから。