「ところで、璃子ちゃん達は何を話してたの?」
「·····」
そこ聞いちゃう??
うん。なんか聞くかなとはちょっと思ったけど。
「えっと·····??」
まぁ、仕方ないよね。そこは気になるわよね。
でも、本当のことは教えられないなぁ。
桜に余裕になってもらっちゃうと困るんだもの。
ってどれだけ私は悪いだろ。
でも仕方ない。これくらいはさせて。
優に告白はしないから·····。
というか、したところで振られるのが目に見えてるけどね。
「優のお母さんから差し入れがあったの。クッキー。だからそれを一緒に食べてただけよ?お母さんと二人とか寂しすぎるじゃない」
え、私ってすごい。
こんなに嘘がつらつらと·····。
「あ、そーなんだね!!どんなクッキーだったの??」
キラキラな目で見る桜は微塵も疑ってなかった。
罪悪感でいっぱいになったけど知らないふりをしておく。

