桜は明るい未来があるの。それだけでいいじゃん。
わたしにはないけど。
「それは、違うっ!」
「なにが違うっていうの?桜から聴いた話だとそういう風にも取れたけど·····?」
「ごめんなさいっ。私·····ちゃんと聞くべきだった。璃子ちゃんに。勝手に決めつけて無視してごめんなさい·····」
いつもだ。
いつも私が怒って。素直に桜が謝って終わる。
結局、何故か、私が悪いようになるのよね。
でもずっと喧嘩したママも嫌だから仲直りするけれど。
「私の方こそごめんなさい。私もちょっと言いすぎたわ。でもこれからはちゃんと私か優に聞いて。勝手に誤解しないのよ?」
誤解するような事は絶対に起こらないし。
「うんっ。わかった。ありがと璃子ちゃん!」
すっかり笑顔の桜。
私も桜にイライラをぶつけてしまって今後悔。
桜にぶつけても何もならないっていうのに·····。

