「桜。言いたいことあるんでしょう?」
ずっと黙ってた桜だけど、ゆっくり口を動かし始めた。
「璃子ちゃんは、優くんと付き合ってるの·····?」
え?
なんで急にこんなことを聞くの?
私はともかく優にはそんな気持ち欠けらも無いのに·····。
「なんで、そう思うの?」
「昨日璃子ちゃんの家に行ったの。その時璃子ちゃんのお母さんが出て、それで·····」
なんとなく分かった。
「優と一緒にいることを知ったのね」
「うん。それで·····優くんと付き合ってるのかなって·····」
正直イライラする。
なんで私はそんな誤解をされなければいけないのか·····。
優と桜は思いが通じあってるんだよ?私と違って。
それだけで幸せなことなのに、2人とも臆病なせいでその事にも気づけてない。

