私の名前は、成海璃子。
平凡な高校2年生。
そんな私には可愛い可愛い親友がいる。
名前は長谷川桜。
天然無自覚のふわふわお姫様。
学校で一番可愛い女の子。
性格もすごくいいし人気なの。
なんでそんな子と親友なのかって言うと幼なじみだから。
昔から知ってる。
桜とは好みが一緒でアクセサリーなどもだいたい被る。
でも、桜は姉妹じゃないんだし、お揃いで買うんだけどね。
だから、たくさんお揃いのものがあるんだ。
そして·····好きな人もかぶる。
私と桜の好きな人は私たちの幼馴染の柴野優くん。
まぁ、かっこいい訳です。顔で選んだんじゃないんだけどね?
最初は苦労したの。
桜は私から見ると明らかに優のこと好きなのに、友達としては好きだよ?とかずっと言ってたから。
だから、分からせてあげたの。桜は優が好きだって。
そうしたら、あ、そうなんだ·····私優くんのこと好きなんだ・・・って言ってた。
多分そういうことをしちゃうのがわたしのお節介なところかもしれない。
結局、私にとってはダメなことをして勝手に後悔しちゃう。
私も優のことは好きなのに·····。
でもね、優と桜は両想いなのは見てるとわかる。