大野くん、私のこと好きになってください!


大野くんがいるのも忘れて、話に夢中になってしまったけど山口くんのお友達から電話がかかってきて、"じゃあまた!!"とお別れをした。



やっぱり山口くんとは話が合うなぁと大野くんの方を向くと、



「って、こわ!!」



なぜか眉間にシワを寄せる大野くん。



な、なんで怒ってるの!?



何にもしてないよ、私!



てゆーか理由なんかどうでもいい!何とかしないと!!と、何か話題がないかと思い出すと、さっき山口くんと話していた話題が頭に浮かんだ。



「あ、あのね!今度、山口くんのお家でバーベキューやらない?って。山口くん、大きいバーベキューセットもってるんだって!!山口くんが、「山口、山口、うるさい。」



_______________ドーーーン



「へ、…っ/////」



花火が打ち上がると同時に大野くんの顔が近づいてきて、



一瞬唇が触れた。