大野くん、私のこと好きになってください!


「輪投げだ、なつかしーい!!」



_______________カスッ



「アンパ〇マンのハンカチだった…。」



「実用的だな。」



_______________コツン



「えー!大野くん、鉛筆1本!?参加賞!?」



「…うっせ。」



でも輪投げは下手くそな大野くん。



今日1日でたくさんの大野くんを知れて、少しだけ繋いだ手に慣れてきたのに、



「もうそろそろ花火か。」



終わりの時間が近づいてくる。