大野くん、私のこと好きになってください!


「も、もぉ〜追い出されちゃったじゃん!」



「ごめんごめん!!いや、でも半分は夕陽のせいだからな!?」



「そんなに酷かった!?」



私、寝顔が酷い自覚なんてなかったよ?



初めて知ったよ、そんなこと。



まぁ笑ってもらえたならいいけど!



「いや、可愛かったよ?夕陽の寝顔。」



「え!?ちょっと、変な事言わないでよ〜。」



冗談キツイよ、山口くん。



あんなに笑っといて可愛いって!バカにしてるの!?



とはいえ、ちょっとにやける。