バイトの時間になる


いつもは本間が後から来るはずなのに今日はなぜか早めに来ていた




本間の横には






来那が居た





俺は見た瞬間になんでここにいるんだと思うと同時になんとも言えない心の痛みが激しく突く




デートしてきたのか?




なんて思うけど何も言わない何も言えない



「りつおはよ」


相変わらずタメ口



今は朝じゃねーだろとツッコミたかったけど
胸が痛すぎてそれどころじゃない



「うん、おつかれー」



と無理矢理な笑顔で答える




俺はバイトの制服に着替えてすぐにフロアに出た




イライラとしていたいけどそんな小さな自分が嫌なので我慢している




「店長おつかれさまです」


「おぉーおつかれ!
なんだ?怒ってんのか?」



と店長に見抜かれてしまった