公園まで行く すると 来那と詩穂がベンチに座っていた 俺は来那の姿を見た瞬間 ジワーッと力が抜けてうまく歩けなかった 来那だ 来那に会えた 来那は俺の方を見ると こちらまで走ってくる そして勢いよく飛び付いて俺を抱きしめた 「りぃつぅー!」 来那は顔をくしゃくしゃにして泣いていた なぜか俺も泣きそうになるがそうはいかない 「来那?大学は? 友達心配してたぞ?」 俺がそう言うと 来那はとんでもないことを言ってくる 「大学の場所がわかんなくなっちゃった」 「……………え?」