?「お前...アンナをいじめたらしいな?」

?「何....言ってるの?そんなわけないじゃない!」

?「嘘は程々にしといたほうが身のためですよ」

??「「・・・」」

?「優菜ちゃんがぁ〜姫は2人もいらないからって言って殴ってきたのぉ!!ヒック..怖いよぉ」

?「私は何もしてない!お願い!信じて....」

?「何度も言わせんなよ?ここにはお前の味方はいねぇんだよ!!」

?「裏切り者はこの倉庫にいりません。郁人、命令を」

?「葛葉優菜、お前を姫から下ろす。お前はたった今から俺らの敵だ。俺らの姫をいじめた報い、受けてもらうぞ。」

?「そ、んな...嫌!!信じてよ!!郁人!!
........な〜んて言うとでも思った?アハハ!!バカみたい!ここまで堕ちてるとは思わなかったわ!流石に1回ですむと思ったけど…残念。期待はずれ。えっと、姫から下ろす。だっけ?私元からアンタらの姫じゃなかったと思うんだけど?勝手にアンタらが姫にしただけの話じゃない。こっちの言い分も聞かずにその最低な姫の言うことだけを信じるなんてね。やっぱり、貴方達は変わってないわね。」

?「な、何言ってんだ?」

?「昔、僕達は何をしたのですか?」

?「....そう。何も覚えてないのね。昔、貴方達が起こした事件なのに、当の本人達が覚えてないんじゃ、仕方ないわね。こういう奴らには制裁を加えなくちゃ。2年後貴方達は私の手によって、この世から消え去る。私に殺されるまでの2年間せいぜい楽しみなさい!まあ、死ぬ時は楽しむんじゃなくて苦しむんだけどねww」

?「.........」

?「もう何も言うことはないわ。それでは皆さん、ご機嫌よう。私が貴方達悪魔を倒しに行くまで」


裏切られた元姫は嬉しそうに倉庫を離れ、これから起きることにワクワクしていた。