【完】【短編集】先生、"好き"を消せません…



「んー微妙な時間になったな…
夕飯、食べて行くか?」

「行きたいです!」





すっかり本当のカップルになったような錯覚を覚える。



もし、彼氏ができたら…

もし、センセが本当の彼氏になったら…


こんな感じなのかな。

どこかちょっと恥ずかしくて、でも嬉しくて幸せで…そんな気持ちなのかな。



いつの間にかそんな風に考えるようになってしまった。


もう少しセンセの傍にいたいと思ってしまった。