『いっつもしょ-もなぃ
バレる嘘つかなぃで
最後の嘘つきなょ‥
彼女に。

今なら彼女わぁたしを
しらなぃ。
恭平わ何事もなく
彼女と幸せになんなょ』


“できやん!”


『できるわバカっ』


“ユナ傷つけてもぅた”


『傷つぃたょ!
けど彼女も傷つけんの?

もぅ誰かを傷
つけんのやめなょ‥』


時刻わすでに
午前5時回る‥
恭平わ仕事もある。


『切るわ‥
お幸せに‥』


ぁたし裏切られた
やつにお幸せにって
言ってるわ‥
マヌケだね。


だけど恭平わ
“切られへん‥
電話切ったあと
ユナわ泣き崩れる
ユナの事が
手に取るよぅにわかる
‥だから無理や”


『恭平仕事ぢゃん
早く寝ないとね。
あんま時間なぃけど。』



無理矢理切った‥
ぁたしも恭平を
よく知ってるだけに
恭平もぁたしを
よく知ってる。


悔しいくらぃに‥



ぁたしわ電話切ったあと
体が急に震えてきた。
涙も止まる事なく
流れた‥